発表会には、黄瀬和哉総監督、シリーズ構成・脚本担当の冲方丁さんのほか、プロダクションI.G社長の石川光久さん、慶応義塾大学教授の夏野剛さん、角川アスキー総合研究所の遠藤諭さんが登場。
会場となった六本木nicofarreには200名近い媒体関係者が駆けつけるなど、注目度の高さを見せつけたようだ。
以下、オフィシャルレポート。
プロダクションI.G 石川社長による『攻殻機動隊ARISE』の紹介
ニッポン放送・吉田尚記アナウンサーによる総合司会で幕を開けた製作発表会。トップバッターとして、『攻殻機動隊』を映画、TV シリーズと映像化、そして『攻殻機動隊ARISE』の製作を手掛けているプロダクションI.G 代表取締役 石川光久が登場。
石川「『攻殻機動隊』というタイトルは日本だけじゃなく、世界にファンをいっぱい抱えているのですね。
アニメ―ションの潮流は2D から3D に移ってきているのですが、ここは日本の2D アニメのすごさを見せつけてあげたい」と語った。
ゲストを迎えて、新シリーズと『攻殻機動隊』世界観を語るトークセッション
次にゲストとして、ネット社会に精通し、『攻殻機動隊』の大ファンだと自認する夏野剛(慶應義塾大学 政策・メディア研究課 特別招聘教授)と、テクノロジーに造詣の深い遠藤諭(株式会社角川アスキー総合研究所 取締役 主席研究員)がステージに登場。
原作にもアニメにも強い衝撃を受けたという夏野氏は、「未来の生活ってこんな感じで、こんな技術が必要みたいなことを『攻殻機動隊』は丁寧に描写してくれているわけです。
それを実現しなくてどうする」と作品で描かれる未来社会のリアリティを絶賛する。
続いて遠藤氏は、「いま脳とコンピューターが繋がり始めているんです。
次に繋がるのは身体しかない」と急激な科学技術の進歩の中で、人間とコンピューターの付き合いが、今や『攻殻機動隊』前夜にある」と語った。
最後に、『攻殻機動隊』新プロジェクト始動に際しての期待感については、夏野「ここ数年でIT のリアルなテクノロジーもずっと進化しています。
それが作品をどう刺激して、どういう形で表現されるかめちゃくちゃ楽しみですね。」
遠藤「映画とか時代考証とか科学考証があると思うんですけど、通常とは逆に、作品を見て作品検証みたいな、今をどういう風に描いてくれているのか、そういうのを確かめる楽しみがあると思います」と語ってくれた。
総監督 黄瀬和哉、シリーズ構成・脚本 冲方丁、作品コンセプトと見所を語る!
黄瀬「今ここに立っているのも正直場違いだと思っています。
絵ばかり描いてきた人間が演出をできるのか、自分でも自信が無いので、さあどうしようかとゴネたこともありました」と語った。
一方、シリーズ全話のシリーズ構成・脚本を担当する小説家の冲方氏は、「お話をいただいて大変嬉しかったですが、怖い気持ちもありました。
何しろ非常に影響を受けた作品なので、それに対する恩返しの気持ちと挑戦の気持ち、この二つで作品を作ろうと思っています」と意気込みを語った。
▲写真左から、石川社長、黄瀬総監督、坂本真綾さん、冲方丁さん
http://akiba-souken.com/article/anime/15594/
※続きます
の続き
また石川社長からは『攻殻機動隊ARISE』の発端となった話題が語られた。
石川「2010 年の夏に、そろそろ新しい『攻殻機動隊』を作りたいと、原作の士郎さんに話をしたんです。
そしたら『CSI』とか米国の海外TV ドラマは脚本が良いので、50分くらいの尺であんな感じのものが出来たらたらいいな、みたいな話が出たんですね。
じゃあ士郎さん、書いてくださいよって言ったんだけど、その時は丁寧に断られました。
でも2 ヶ月後には膨大なプロットとキャラクター原案が送られてきた。
それがものすごくハードルが高いんですよ。
プロットもものすごく複雑だったんで、これを読解するところも含めて、これを受け取る人は冲方さんしかいないだろうと。ということでお願いしました」
士郎正宗から託されたプロットやキャラクター原案については、
冲方「素晴らしいというよりはですね、 こんなことを考えてたのかという点に驚かされました。ものすごいハードルが高いんですけど、やっぱりビジョンが明確にありました。士郎正宗さんがすごいなと思うのは、自由度が非常に高いんですね。お前はこれを見せられて何かつくれるかと、何をつくれるんだと問われている設定とプロットでした。
あとキャラクターたち。
本当に見たこともない新しいキャラクターたちが描かれていた。
その上で従来の『攻殻』と新しい『攻殻』をちゃんと接点を持って描いたらどうなるんだろう。
とにかく情報量が多い作品なので、これはもう本当に監督とものすごく綿密にお話をして少しずつ作っているという感じです」と語ってくれた。
絶対にぶれてはいけない大きな軸として“草薙素子という人間の物語”をテーマに掲げたという。
冲方「このシリーズでは草薙素子をちゃんと人間としてとらえ、テクノロジーが発達しているからこそ浮き立ってくる人間の生々しさに目を向けようと考えた」と語った。
また「攻殻機動隊」創設以前を描く物語として、これまでで最も若返った草薙素子らキャラクターのイメージやデザインについて黄瀬総監督と石川社長は
黄瀬「最初はもっと士郎さんの絵に寄せた感じでやりたかったんですけど、士郎さんから、割とリアルにデザインした男性側キャラクターに素子も寄せて欲しい、と言われました。
だったら最初に戻ろうと。
それで一番最初の『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』のデザインから派生したものに変えたんです」
石川「黄瀬が上げてきた素子を見たときにヤバいと思ったんですね。
これは本気だなと。
黄瀬のキャラクターは、動いて作監して初めて完成するキャラなので、これはすごく現場が大変だなって感じたんです」と語った。
シークレットゲスト、坂本真綾(草薙素子役)登場!
キャスト紹介が終わったあと、ステージには草薙素子を演じる坂本真綾が登場!
これまでも最初の
『攻殻機動隊』劇場版(少女の義体)、TV シリーズ(コドモトコ)としてゲスト出演していた。
坂本は主役に抜擢された気持ちについて、坂本「私自身、『攻殻機動隊』シリーズは大好きな作品なんですが、キャストが代わるというのは、 そのことに慣れていただくまでがんばらなきゃいけないなっていう思いがあります。
コドモトコとして、これまで作品に関わってきたという経験が役立つことがあれば嬉しい」と明かした。
発表会もいよいよ終了に近づき、最後にファンへのメッセージが送られた。
坂本「初めて『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』に参加したとき15 歳だったんですが、今こうして、その延長線上で演じられることに本当にご縁を感じています。愛情を持ってすべてをかけて演じさせていただきますのでよろしくお願いいたします」
冲方「僕も攻殻機動隊を始めて知ったのが16 歳の時でした。
これまで自分が学んできたものすべてをこの作品にたたき込んで、新たなものを作りながら動いていきたいと思います。
全力を尽くします」
黄瀬「期待に添えるようスタッフ共々がんばっています。
よろしくお願いいたします」
石川「ベテランはベテランで意地があって、中堅若手が戦いを挑んでいくというチームができあがっています。
皆さんに夢を与えたいと思いますのでよろしくお願いいたします」
こうして会場は大きな期待に包まれながら製作発表会は終了した。
以上です
これはコケると
会社自体が凄く軽薄なものに思える
「誰だあんた?」
ってレベル
メス猿だ
嫌いじゃないけどなんか黒歴史になりそう
90年代のセガサターンのソフトのオサレ臭センス
少し男衆がかわいらしく見える
ビギンとかビギニング、ゼロと言った立ち位置の作品は色々無理が出るからね
色々と不快なレベル
壮大にコケたぐらいのヤバさはあるな
コレジャナイ感がすさまじい。
原作者の許可?そんなもんより大勢のユーザーが共有する作品のイメージの方が大事なんだよ
素子やバトーを返してくれ
本当にそう思うわ。
それが普通の意見
自分は神山版の方が好きだが、やはりこれは無い
それをいえば攻殻という作品自体が飛びぬけて面白い作品ではなかったってことなんだよな。
いくらでも面白く出来るガジェットは仕込んであるのに、士郎原作も
含めてどれも存分に活かすことが出来なかったと言わざる得ない。
本気で言ってるのか、と思うけどまあこんなのが多数派なんだろうな
そういう意味でSACは思惑通り思いっきりぬるくするかわりに大衆性を獲得したんだろう
もうちょい原作に似せてくれないものか
一番原作に近いのはPS1のゲームのムービー
見てきた。凄い良いなw
PS 攻殻機動隊 Ghost in the shell OP - YouTube
この原作のノリでアニメ化して欲しいわ
それなら声優替えるのも納得する
これはイイね。こんな風になるなら納得出来るな。
今回のアニメ化はなんか違う方向向いてる感じだもんな。
冲方参加も大きいが、それ以上に
アタマと主張が残念過ぎる神山が外れたというだけでも、
押井以来やっとマトモに観れる作品になりそう。
降格機動隊だわ
いかにも売れないクリエイターが言いそうなセリフだな。
なんかただ信者が騒いでいるようにしか見えないんだけどw
いいんじゃね別に
一流同士の戦いにしてはツッコミどころ多くて萎える
本当にサイトーの作り話だったって事にしておいたほうがいい
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