「まるで古代中国の宮殿にいるよう」。昨年十二月、聖天宮にやって来たMio(ミオ)さん(27)が口元を
緩めた。東京都に住む会社員の女性で、Mioは通称。手作りの甲冑(かっちゅう)に身を包み、中国
三国時代の武将・夏侯覇(かこうは)に姿を変えていた。
モデルは、武将となって戦うゲーム「三国無双」に登場するキャラクターの一人。
「幼い顔立ちと甲冑の格好良さが魅力」。自慢の甲冑は、会社の休みを利用して作った。ウレタンの板を
切り張りして、完成まで約一カ月かかった。
この日は、インターネットで知り合った「コスプレ」仲間の女性五人と初めて訪れた。アニメやゲームなどの
登場人物の衣服を再現し、実際に着て楽しむのがコスプレ。お宮を背に写真に納まったMioさんは
「中華系でこれほど立派な施設はなかなかない。本当にありがたい」。
聖天宮には透かし彫りの龍がそびえ、天井には細やかな装飾が輝く。道教のお宮として日本最大級の
規模を誇るが、なぜ坂戸にできたのか。聖天宮は次のように説明する。
台湾で貿易商をしていた康國典さんが、約四十年前に重病を克服した。康さんが感謝の思いでお宮を
建てようと決め、「日本国の坂戸に」とお告げを受けた。日本に縁はなかったが、私財をなげうち、寄付を集め、
一九八一年に着工。宮大工を台湾から呼び、資材の石を船で運んだ。完成は九五年だった。
宗教施設ではあるが、布教活動や檀家(だんか)はない。台湾でお宮は、住民が日々の出来事を報告に
訪れる身近な存在だ。昨年に八十八歳で亡くなった康さんは生前、「多くの日本人に台湾の文化に触れてほしい」と、
コスプレ撮影でも快く応じてきた。
コスプレの来訪者が目立つようになったのは二〇〇七年ごろ。口コミでどんどん増え、一〇年にはコスプレを
専門に取り扱う旅行会社のツアーが始まった。一二年のコスプレでの来場者はのべ約五百人で、ほとんどが
女性だ。Mioさんと初めて訪れたサオリさん(21)は、新潟県から日帰りの予定で駆けつけた。
「正直、驚いてます。すごすぎて」とサオリさん。「コスプレをさせてもらう私たちからすれば、聖天宮は最高。
自宅から遠くても気になりません」。カメラを向けられると、また武将の鋭い目つきをして、ポーズを決めた。
東京新聞(本文抜粋)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20130103/CK2013010302000117.html
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聖天宮の写真
http://www.tabi2ikitai.com/japan/j1124a/a01005.html
糞中共は逝ってくれ
道教に関心持つ人もいるだろうし、儲かることもあるなら
いいんじゃないかな
曲がりなりにも宗教施設だと言うことを忘れずに良好な関係を維持して欲しい
<聖天宮とコスプレ> コスプレで撮影するには、聖天宮のホームページからメールでの事前予約が必要。
料金は1人1500~2500円。過度な露出や寝転がっての撮影、一般の参拝客に迷惑のかかる行為は禁止。
一般の参拝・見学は午前10時から午後4時まで。拝観料は300円(中学生以下無料)。
これは台湾のほうからきたものなのね
そうなの?文革って中国のいいものを破壊しつくしたんだなあ。
今の中国人は儒教知らないって言うし。
台湾は、高校で、教養程度だけど、四書五経を習うらしい。
だから、民度が違うんだな。
前はただで入れてめちゃくちゃ難しい参拝もしたが
あそこの変な建物に変な人達がきてると噂になってるとか言ってたが
変な人達ってのはお前らの事だったか…
ヨソも色々と楽しくなってくれるとうれしい。
はじめて知った
ナビでなにげに出てくるんだよなあ。
バブル期の遺産だと思ってたのに…
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