コーエーで「信長の野望全国版」「三国志」を経験し、ゲームクリエイターの地位を確立した福津浩氏（５２）。
そんな彼が「希有（けう）な体験でした」と語る仕事が、８６年にタイトー社から発売された超問題作、
ビートたけし（６５）監修の「たけしの挑戦状」だ。

今なお”伝説のクソゲー“として語り継がれる作品だけに、福津氏も思い出深い。全世界の歴史上の偉人が
一斉に出演する、最新作の育成型戦略シミュレーションゲーム「時空覇王伝」も、既成概念にとらわれない
という点では共通点がある。「世界のキタノ」の奇想天外なアイデアは、どうやって具現化されたのか。

―たけしの挑戦状との出会いは
当時、ファミコンソフトがとても売れていて。そこでタイトーさんも、使った当たり障りのないキャラゲーを
作りたいという話だったんです。たけしさんも「おれたちひょうきん族」ですごく人気があった時期でした。
だから僕も最初は「おれたちひょうきん族」みたいなゲームを企画して持って行ったんです。ところが、
たけしさんの方から「実は作りたいゲームがあるんだ」みたいな話をされて。
「そういうのじゃないんだ、やりたいのはまったく違うんだよ」と。そして言われたのが「ビートたけしは出て
こないゲームを作りたい」と（苦笑）。

―予想外の展開だった

そうですね。今になって思えば、要は映画と同じなんですよね。たけしの挑戦状自体も、しがないサラリーマンが
社長をなぐって、いつの間にか冒険の旅に出掛けていくというストーリー。
非常に不条理な世界を描いているんです。その時、まだ映画にはまったくタッチしていなかったんですけど、
その後の映画を見て「ああ、こういうのをやりたかったんだな」と思いました。

―発想も斬新だった

アイデアをどんどん出てくるんです。パチンコが出てきたり、カラオケもやらなきゃいけなかったり。それでいて、
ベースはアクションゲーム。本当にはちゃめちゃでした。でも当時は、まだ（ソフトの）容量が１メガどころか
３２キロバイトみたいな時代。どう考えても、こんなにたくさんの内容は到底入らないだろうと…。
「そんな要素、どうやって入れるんだよ」みたいな。常識的なところではとても作れないゲームで「これどうします？」と、
たけしさんがいないところでタイトーさんと話した記憶がありますね。削るところが説明部分しかなかったので、
全部削ったらああいうすごいゲームができたんです（苦笑）。

>>2へ続く
http://www.nikkansports.com/anime_game/special/asj/asj-3.html

―斬新なアイデアの代表格は
たけしさんが「ここで（テレビの）カラーバーが出るんだよ」って言ったんです。「朝になったら始まるようにしよう」と。
（ゲームを）プレーする時刻はわからないし、当時はゲーム内に時計機能もない。「じゃあ、６時間後にしよう」というので、
せめて１時間でお願いしますとか（苦笑）。

あぶり出しとかもありました。ただの白い紙が出ていて、燃やすとか、水につけるとか。正解は太陽にさらしておくと
１０分すると地図が出てくるんです。ヒントがないので、解いている人は絶対にわからない。飛行機やハンググライダーを
選ぶところもあるんですが、正解はハンググライダー。ハンググライダーに乗らないと、絶対着陸できないんです（苦笑）。

何も説明がないまま、不条理なゲームが続く。企画者泣かせなゲームでしたが、今思えば非常に斬新でしたね。

―制作時のエピソードを
たけしさんも非常に乗り気だったんで、何回もセッティングしたんです。その後のインタビューでたけしさん自身
「喫茶店で一度いいかげんな話をして作った」と言っているんですが、実際には飲み屋とか、ホテルとか、たけしさんが
やっている店だとか、何度も打ち合わせました。

ものすごい売れっ子だったのですが、力を入れていたというか、やりたいことだったんだと思います。
その後の映画づくりにもつながると思いますけどね。ただ「ゲームは思うように作れない」と思ったかもしれませんね（笑い）。

※本文より抜粋。全文はソース元をご覧下さい。

たけしの挑戦状の続編がぶっとんでてすごかった
本当はあんなのを当時作りたかったんじゃないかと

>>3
続編なんかあるの？

>>9
きよしの挑戦状 でぐぐるんだ

きよしの挑戦状ってあるんだなｗ

非常に面倒だという事が分かるやりとりだな。

てか、良くROMに入ったな。
年収１０００万でもやりたくない仕事だわｗ

最悪のくそゲーだった。
俺を含め、当時何人の小学生が泣いたことか。

まじになっちゃって

確かに、たけしの挑戦状って
北野武の初期映画作品に雰囲気が似てるかも

松本人志にやらせても同じクソゲーができると思います

>>13
松本は昭和50年代で頭の中が止まっているから無理

今のハードなら当時のたけしの構想通りのゲームが作れるのかも知れんな

龍が如くみたいなのを作りたかったんだろうか？

”Fer Cry”というゲームが設定だけ考えると”たけしの挑戦状”に近い。
流石にカラオケとか奥さんと離婚する要素はないが。

たけしの戦国風雲児は面白いんだけどなあ

スクエニの最新技術でリメイクはよ

リメイクしたら楽しいだろうな。サラリーマンのオッサンが突然会社辞めて離婚。その後三味線を習う
パチンコ屋でヤクザ殴ったりスナックでオッサンから地図貰った後シメてハンググライダーに乗って未知の島ひんたぼ島へ…
釜茹でにされるが、三味線で回避。山の上でクソしたら財宝ゲット

映画化もありなシナリオだろ

復活パスワード入力で十字キーをグリグリしながら
Aボタン連打したテキトーな配列で復活出来る程のクソゲー

「熱血硬派くにお君」のファミコン移植が人を殴るというのはダメという理由で
どうしても任天堂の認可が降りなくて困っていたが、
「たけしの挑戦状」だと人を殴りますよね？あれが良くてどうしてくにお君はダメ何ですか？と任天堂を論破して移植許可を取った。

「たけしの挑戦状」が無ければ「熱血硬派くにお君」も無かった。

>>22
アーバンチャンピオンやスパルタンXはどうなるんだ

>>22
ええ？？

アーバンチャンピオンとかスパルタンＸとかいくらでもあっただろ。

>>26
ファミコン初期で人殴るゲームつったら、あの2本だよな。

と思ったら、ロンチだった『ポパイ』でブルート殴ってるわ。

女子供かまわず殴ったりマシンガンで銃殺したりなんでもできる
当時は何故か普通の糞ゲームとして楽しんでいたが
今考えるとおそろしい

なんか、一般人とかも飛び跳ね回るゲームだったっけ。
スゲー不気味だった。
パスワードも、かきかき・・・あいあい・・・とかそういう適当なので
他の世界にいけたんだよな。

本当にたけしがキレたプロダクトを生み出したのは
実はコレが最初で最後かも知れない

オールナイトニッポンでダベってた内容を
そのまま無理やりゲームにしてしまったような作品

あの時代の糞ゲーは、本当に糞だったからなあ
今はゲームのフォーマットが出来上がってるから
糞ゲーといっても理不尽でどうにもならないって事はない

パスワード屋の親父だけは殴るな！

以前クリア動画見たが本当に酷かった
分かるかこんなの

芸人が作ったゲームだと
アメザリの人が作ったレンタル武器屋は面白かったな
ドナイナッターとか芸人ならではのネーミングとか

いま思うとGTAタイプのゲームの先駆けだったんだなぁ

昔捨てられてるの拾ったがプレイしたら理由が分かった

>削るところが説明部分しかなかったので、全部削ったらああいうすごいゲームができたんです（苦笑）。

説明全部入れてたら、後年クソゲーとして名は残らず凡作として埋もれていた気はする。
そういう意味では結果オーライだったな。

ドルアーガみたいな理不尽ゲームだけど
ほぼゲーム内ヒントだけでクリアできるっていうのがすごいよ

ドルアーガは自力じゃクリアできないよね？
作った人が少しずつリークしたとかうわさがあったけど

当時日本脱出できても英雄扱いだったのを覚えているｗ
おれは例の空中ステージの免許間違えて詰んだけど
でも、いまなら本当にビートさんがしたかったこと出来ると思うけどな

ちょっと過大評価気味
ゲームのシナリオは伏線の張り方と回収が難しいのであって
思いつきをポンポン言っていくことは別の才能
作る方は大変だったかもしれないけど、結局シナリオを捨てたわけだから
プログラミングが大変だったわけで後先考える必要がなかった分は楽だったはず

>>49
まあ、深読みのしすぎって感じだわな。
ゲームが出来た当時がひょうきん族のころだろ。
番組を制作していた人が「飲み屋で盛り上がったけど
酔いが醒めたら何が面白かったんだろう」っていう理屈や計算より
その「酒場でのノリ」だけで作っていたって言っていたからな。
たけしも時代的に深い考えより、その「ノリ」が全面に出た形じゃないのかな。

これとミシシッピー連続殺人事件は永遠のトラウマｗ

子供の頃にやったことある人がたくさんいてうらやましいな
今からでもやろうと思えばできるんだろうけど、感性が大人になっちゃってるのと
芸人ビートたけしを「世界のキタノ」として見ちゃうからみんなみたいに理不尽さに憤ったりできないだろうな

このゲームは昔見たたけし軍団がたくさん出てくるアホ映画と同じだと思った事がある。
理不尽が面白いのはショートコントのような短編か絵本や童話のような幼児向けに限るからねえ？
そのショートコントのつぎはぎですよって構成ならともかく、一応はストーリー仕立てだから困っちゃうねっていう。

普通にやった事の無い人は幸せ、で良いと思うぞｗ
ちなみに今やっても理不尽に憤れるかと

社長を殴ると社長が机にめり込んでいくんだよな
常人の作れるゲームじゃないよな

やくざって怖いんだなとこのゲームで学んだわ

コマンド選択式のＡＶＧにすると化けるかもしれん

どんな選択肢を選んでも何らかのエンドに行ける、
サウンドノベルにするといいんじゃないかなぁ。

電グルが作ったプレステのクソゲーは狙いすぎてて寒かった

たけし「ゲーム？やりたいことあったら、映画で撮っちゃうし興味ないね」てなもんだろ