艦これ、大人気ですね。
ブラウザゲームとして、敷居が低く大変よくできている、旧日本海軍ゲームです。
それに並んでいるのか、逆流しているのか。
戦車女体化+史実+軍人将棋という、超アナログな本が出ました。
『戦車ガールズ将棋 独ソ戦編』は、ドイツ軍とソ連軍に見立てて、第二次世界大戦の独ソ戦を再現する…
…というほどでもない古くからある軍人将棋の本。
軍人将棋のマップとコマがとじ込みされていて、本文は「活躍時」と「敗北時」のイラストで構成されています。
イラストは基本戦車の擬人女の子化。地雷まで女の子です。工兵や騎兵はそのまま女の子。
女の子しか出てきません。やったね。
(※軍人将棋とは:31枚または23枚のコマを自分の陣地に好きにひっくり返して並べ、交互にコマを動かして行ってぶつかったコマとの勝敗を決めていくことで勝負するボードゲーム。
審判役が一人必要で、3人でやります)
面白いのは、独ソ戦を再現するために軍人将棋をちょっとひねっているところです。
大抵の軍人将棋(23枚)だと、大将・中将・少将・大佐・中佐……と、将官などがコマになるのですが、やはりここは雰囲気を出したいもの。
将官は「重戦車」、佐官は「中戦車」、尉官は「軽戦車」と変え、ドイツ軍だったら重戦車はティーガーII、中戦車はIV号戦車H型、軽戦車は38(t)など、実在の戦車……を元にした女の子が出てきます。
軍人将棋にはタンクがそのまんまあるので、そこは被らないように「戦車駆逐車」として、ナースホルンやSU-100を配置。
騎兵、地雷、攻撃機(飛行機)、軍旗などはそのままです。
というわけで、まんま軍人将棋の独ソ戦版です。
この企画考えた人は、あほだなー!(褒め言葉)
もちろん一番大事なのは独ソ戦でのドイツ軍・ソ連軍の装備の女体化を見開きで「活躍」「敗北」を見せることと、それにともなって独ソ戦の知識を細かく簡単に知ることができること、なんです。
それをただ本にしたんじゃなくて、あえてこの端末がすごく進化した時代に、アナログな軍人将棋にした、ってのが燃えます。
いいですよこれ。
さて、この軍人将棋と、イラストが連動しているのかというと、全くしてない!
ではなぜあるのか。
「自軍ユニットが勝利した時には活躍イラストを見て気分を高め、敗北した時は敗北イラストを見て悔しさに震えましょう」
なるほどね!!!!!!
どう考えても敗北時イラストの方がエロいので、そっちを見てしまいますが、そういうことらしいです。
これは必須ですね。
ぼくはIII号戦車J型とT-34-85中戦車が眼鏡っ娘だったので思い残すことはありません。
敗北して、悔しさに震えようと思います。
にしても、アナログゲームだとぼく対戦相手がいないんですがどうすれば……。
……イカロスさん、これオンライン軍人将棋にできませんかね?
本末転倒? はい。
http://www.excite.co.jp/News/reviewbook/20130910/E1378745316328.html
イカロス出版|戦車ガールズ将棋 独ソ戦編
http://secure.ikaros.jp/sales/list.php?srhm=1&tidx=0&Page=1&ID=2976
\1950(税込)
それに、もう少しひねれや
心が和む。
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