遂げたものだという。
見つかったサイの頭蓋骨と顎の骨は、表面が荒れていて歯がもろくなっていた。フランス、モンペリエ大学の
古生物学者ピエール・オリビエ・アントワン(Pierre-Olivier Antoine)氏はその原因について、チャルダック
というカルデラを発生源とする火山岩がサイを直撃したためと推測している。猛スピードで流れてきた火山灰と
岩石がサイの体をバラバラにし、頭蓋骨を摂氏450度で“焼き固め”たとみられる。
通常、有機物は高温によって灰になってしまうため、火山岩から見つかる化石は全体の2%しかない。哺乳類の
化石が見つかることはさらにまれだ。
頭蓋骨と顎の化石は、トルコ中部のカッパドキアで見つかった。重さ30キロの化石は、大型で2本の角を持つ
サイの一種、ケラトテリウム・ネウマイリ(Ceratotherium neumayri)のものとみられる。中新世後期の東地中海に多くみられた種だ。
化石の歯の磨耗具合を、現生の近縁種であるシロサイ(学名:Ceratotherium simum)と比較した結果、この
サイは若い成体で、死んだときは10~15歳だったとアントワン氏は推定している。
「このサイは、ちょうど間の悪いときに間の悪い場所に居合わせたのだ。われわれ古生物学者にとっては
好都合だったが」とアントワン氏は述べている。同氏の研究チームは、噴火地点から30キロ北でこの化石を
発見した。火山灰と軽石、小石の流れに乗ってそこまで運ばれたとみられるが、化石が現在まで残ったのは
おそらくそのおかげだ。
研究成果は、11月21日付で「PLOS ONE」誌に発表された。
▽画像 トルコ中部で見つかったサイ科の動物の頭蓋骨。火山噴火によって“焼き固め”られ、現在まで残った。
▽記事引用元 ナショナルジオグラフィックニュース(December 3, 2012)
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20121203004&expand#title
▽PLOS ONE
「A Rhinocerotid Skull Cooked-to-Death in a 9.2 Ma-Old Ignimbrite Flow of Turkey」
http://www.plosone.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pone.0049997
だから多分、>>1
のサイはクロサイ(別属)よりシロサイに似てた筈。
でこのスレは終わった
壮絶なサイ期だったんだろうな・・・。
ほなさいなら
これがもし火サイ流に巻き込まれていたのなら跡形も残らなかっただろうな
PSY低、音楽だってのはわかる。
PSY'Sは好きだったよ
火サイ流の語源である。
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