スウェーデン・ルンド大学(Lund University)などの研究者らと共同研究した南アフリカのウィットウォータースランド大学(University of the Witwatersrand)の生物学研究チームは、地元のプラネタリウムで夜の空を再現し、フンコロガシの行動を観察した。
その結果、脳は小さく、視力は弱いフンコロガシが、天の川の星々の光を頼りにまっすぐ進み、ふんを奪い合うライバルのいる場所に円を描いて戻らないように移動していることが分かった。
フンコロガシは人工の光よりも、太陽、月、銀河の光を好むようだ。
天体ははるかかなたにあるためフンコロガシにとっては動いていないように見え、固定された基準点になる。
アザラシや一部の鳥や人間が星を道しるべにすることは知られているが、天の川を手掛かりにすることが報告されたのはフンコロガシが初めて。
同じ研究チームは以前、フンコロガシが方位を知るための光源を探すために、丸めたふんの上に登ってちょっとしたダンスのような動きをすることを発見していた。
ソース:AFP(2013年01月28日 11:11)
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2923881/10171416
画像:フンコロガシ
関連リンク:カレント・バイオロジーに掲載された論文要旨
「Dung Beetles Use the Milky Way for Orientation」(英文)
http://www.cell.com/current-biology/abstract/S0960-9822(12)01507-2
太陽の位置を認識してるとか?あまり気温が上がり過ぎると活動しないかもしれない。
天の川を把握するくらいなら、月の位置は認識できてるんだろうか?
星が密集してるんでしょ。一度でいいから見てみたいな。
見なされたそうだけど、なぜなんだろ?
ウンコを転がしている神様なんて、ちょっと想像できない。
丸いものを動かす=太陽や月を運行する神様、という記述はあるな
というか草原や砂漠などの乾燥地域では
草食動物の糞は急速に乾いて干し藁同様に燃料になるので
あまり不潔なものという扱いになっていない
とりあえず餌場から真っ直ぐ遠くに離れて生息域を広げるように動いてるのかね
ってとだよな?
「世界ふしぎ発見!」記念すべき第1回目の問題。
(ちなみに第1問は、古代エジプトの数字の最高単位100万を表す人間のポーズは?)
日本の10大悲惨な学名の1つといわれる
フンコロガシですが
残りの9つはなんでしょうか?
フンコロガシは学名じゃないからランクインしてないが
日本関係で悲惨な学名といえば
コマドリ、アカヒゲ、キタシナヒョウ、トウキョウサンショウウオの勘違いシリーズはかかせないだろ。
トウキョウサンショウウオは関東原産
yezoとyedoを取り違えたのはトウキョウトガリネズミ
素でボケたすまん。
しかもこれは和名だけのぼけだっけ。
いくつか見てると産地の間違いはあるようで
サツキ 日本固有種 Rhododendron indicum (インドのツツジ)
エンジュ 中国固有種 Sophora japonica (日本のソフォラ)
というような例はあるらしい。
古生物だと鉱物名を持つ生物もザラにいるけど……
作物の知識もない、ただ毎日うんこやって流すだけの
教養が足りないヤツらだけ
自分らは綺麗なお米を食べて他は知らんぷりしてるだけの存在でしかない
糞を精一杯転がし、それを自分の食料とし、時には産卵場所として特殊な球に作り直すなどしていて
本当に面白い虫だよなあ
タマオシコガネはどちらかと言えば乾燥地に多い
日本は雨が多く、糞なんて転がしていたら湿った土にどんどんくっ付いていくので住まない、
と説明されているが、オオセンチコガネがシカの糞を逆向きに引きずって巣(広葉樹落ち葉の隙間)に
運んでいくことがある
アフリカのサバンナはタマオシコガネが物凄く多い
体長45mmもの巨大な種類もいて、ゾウの糞から大きな糞玉を切り出して転がす
産卵する時は、転がしてきた球を巣穴の中でもう一回練り直す
粗過ぎる繊維部分を捨てて、細かい部分だけを集め、その周りに巣穴内の土を塗りつけて乾燥を防ぐ
種類によってはこの土の厚さが1.5cm以上もある
この糞玉は転がすものとは違って、ひょうたん型というか一部が飛び出した形をしていて、
その飛び出した部分に卵が産みつけられている
卵は酸素がないと腐るので、この飛び出した部分にはごく小さな穴が開いていて
そこに糞の粗い繊維を詰めて蓋をする念の入れようだ
幼虫は、カブトムシ幼虫などを見慣れた目にはちょっとだけ異質に見える
糞という既に消化されたものを更に分解するため、消化管が大きい、つまり胴体を太くするため
背中が異様に盛り上がっているのだ
そして成虫になるが、乾燥のため周りに塗りつけた土などもその頃までにはカチカチに固まっている
だが、タマオシコガネはうまくしたもので、その頃になるとナイル川が氾濫して地中の湿度も上がる
すると、糞球が湿って、新成虫が糞球の外壁を壊して脱出可能になるのだ
実はその後で大喧嘩を始めて、一方が逃げ出すまで闘うことを知った
だがフランスの種類では分からないが、アフリカでは雌雄で糞球を転がすものが観察されている
そして巣穴で交尾してから雄だけ脱出し、産卵用糞玉作りは雌が1匹で行う
他の糞虫では、雌雄共同で産卵用糞球を作る種類もいる
映画と言うものが発明されて間もない頃、科学教育用映画を作ろうというグループが動物学者を回っていた
だが科学教育とは名ばかりで、野生動物の世界!という題名で弱肉強食の捕食シーンを描いたものばかりが
よく売れていた
そんな中、フンコロガシを撮影するか糞なんて見たくない客も多いかも知れんがと撮影してみたら
フンコロガシは糞をめぐって大喧嘩して、投げ飛ばしふっ飛ばし、糞球の上にいるタマオシコガネを糞球ごと転がして下敷きにする、
と言った具合で、これが初期のカクカクした実物よりやや速い白黒の画像で映画館のスクリーンに映されたものだから
非常にダイナミックな映像になり、結果としてかなり売れたというw
アフリカや東南アジアに5~7cmのナンバンダイコクコガネという種類がいてこれはゾウの糞を球にする
長径20cmを超えるような球を作る
だがアフリカの草原のものはともかく、東南アジアの乾季落葉林のものなどは地下は年中高湿度のため
糞がカビやすく、そんな糞玉を10以上も作っても、半分はカビに包まれて中の幼虫は死んでしまう
横には親が付いていて、カビを除去したりして懸命に世話しているというのだがそれでも半分はダメになる
もっと小さな糞虫は、糞球を作らず、縦長の穴を掘り、そこに糞の中で少し食べやすそうな繊維の細かい部分を
押し込み、そこに産卵する
エンマコガネや、センチコガネの多くの種類がこれである
もっと小さい糞虫では糞にそのまま産卵し、その糞が乾ききる前に幼虫が育って蛹になり、羽化するというサイクルをこなす
タメになりました
現代版昆虫記を書きませんか?
もう書いてたら、失礼しました
是非、NHKで自然番組の監修やってください
ふんを奪い合うライバルのいる場所に円を描いて戻らないように移動していることが分かった。
>フンコロガシが方位を知るための光源を探すために、
丸めたふんの上に登ってちょっとしたダンスのような動きをすることを発見していた。
ところで、天の川の星を目印にするとき、天の川のどんなパターンに反応しているかはこれからの問題なんだよな?
ミツバチのダンスみたいに太陽とダンスと蜜源の角度が決まっている、というものがあるのかもな
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