これは、中国で大人気の国産テレビアニメ「喜羊羊(シーヤンヤン)と灰太狼(ホイタイラン)」の劇中に登場する「灰太狼が羊を焼くシーン」を真似たものだという。
中国国産アニメにとって、アニメシーンを真似た傷害事件・事故をどのように防止するかが当面の重要な課題となっている。
国産アニメの制作上の問題について、アニメディレクターの于勝群(ユー・ションチュン)氏や製作プロデューサーの程海明(チョン・ハイミン)氏など業界関係者を取材した。
■「喜羊羊と灰太狼」の問題点
(1)セリフ
紅太狼はいつも歯が浮くような気持ちが悪い口調で灰太狼のことを「あなた」(夫)と呼ぶ。
劇中では、このように「夫」と「妻」の関係が繰り返し強調される。
(2)シーン
羊たちはいつも村長をからかい、老人を敬わない。
紅太狼はいつも灰太狼に家庭内暴力をふるう。
灰太狼は羊を煮たり、焼いたりするなど始終暴力行為を行う。
(3)道具
紅太狼は何かというとフライパンを振り回して人を殴る。
■業界関係者へのヒアリング
「視聴者に対する明確な位置づけがない」
1人の業界人の立場として、アニメディレクターの于勝群監督は「これは制作者側のミスだ」と率直に認める。
「ただ1人の子供が真似しただけだとしても、我々は自分に関係ないと思ってはならないし、今後このような事件が2度と起こらないように対策を取らなければならない」。
于勝群監督は、「アニメ産業は良心的な産業であるべきで、制作者側は常に子供のことを考えなければならない」と語る。
制作者が功利主義に走っている
制作プロデューサーの程海明氏は国産アニメをめぐるさまざまな問題について、「根っこにある問題は、制作側の功利主義だ」と分析する。
「あるアニメは単に説教くさいだけ。
科学技術の普及を掲げて、子供に授業を受けさせるかのように説くが、子供はアニメを見るときは全く頭を使わない。また、あるアニメはあまりにも大人の目線で作られている。
暴力や戦闘シーンばかり追求し、文化的な素養に欠けている。このほかにも、商業的なアニメがテレビに氾濫している。
たとえば、リモコンのレーシングカーや、ロボットなどの少年系アニメは子供に玩具を買わせることが目的で、物語としての内容がからっぽだ」と語る。
ストーリーが大人目線でセリフが暴力的
児童教育専門家によると、明らかに未成年には向かないと思われる多くのアニメがゴールデンタイムに放送されているという。「国産アニメには、大人志向化や低俗化、暴力化の現象が見られる」と深く嘆く。
■保護者の声
「健康的なシーンを増やして、暴力シーンは少なくすべき」
5歳の娘がいつも周りの子供たちに、灰太狼の憎憎しげな口調を真似て「殺してやる」と言うのを聞いて寧さんは内心気が気でない。
寧さんは子供たちにはもっと健康的で、暴力シーンの少ないアニメを見せたいと思っている。
「今のアニメは大人目線で描かれる傾向がひどく、ややもすると人に罵声を浴びせる。
これは子供にとっては非常に良くないことだと思う」と心配の声をあげる。
http://news.livedoor.com/lite/topics_detail/7677400/
※続く
の続き
「ストーリーには教育的な意義が必要」
ある母親は国産アニメには知識性が欠けているだけでなく、自己啓発的な内容もあまり含まれていないと考えている。
「例えば『喜羊羊と灰太狼』や『熊出没』のように、何百話あっても物語はすべてほとんど同じで、話の展開に目新しさがない。
国産アニメはもっと前向きな内容を取り込むべきだ」と主張する。
「道具の設定にもっと安全性を高めるべき」
6歳の娘を持つ母親である袁(ユエン)さんは、現在多くの国産アニメのシーンの設定が非論理的だと考えている。
例えば「喜羊羊と灰太狼」の中で、灰太狼は羊を鍋に入れて煮るが、助け出された羊はまったく無傷だ。
本当ならこのような状況下ではやけどしているはずなのに、これでは子供たちに誤解を与えてしまう。
このほかにも、アニメの中の危険な道具について、子供たちに注意を喚起するべきだと考えている。「道具の設定において、もっと安全性を高めるべきだ」と語る。
■児童教育専門家のアドバイス
「流行を追わず名作アニメのDVDを買って見せる」
自己効力感や社会的学習理論で知られるカナダ人心理学者のアルバート・バンデューラ氏が行った「ボボ人形」を使った実験がある。
この実験研究では、子供たちは大人が人形を殴ったり、攻撃したり、口汚くののしったりする行為を真似するだけでなく、さらに自分の考えた独自のやり方で人形に攻撃を与えるということが明らかになった。
一般的に3歳以上の子供にはすでにある一定の模倣能力が備わっているという。
児童教育専門家は子供がアニメを見ることを完全に防止することは不可能だが、できるだけ子供に暴力的なアニメを見せないようにすることは可能だと考えている。保護者は子供たちを指導し、手助けしながら、子供たちの誤解をなくしていくのが最も適切な方法だという。
児童教育専門家は、16歳以下の未成年向けアニメにふさわしくないシーンとして、(1)火器や冷兵器など道具を使った格闘シーン
(2)魔法の器や原料、水、火などを使った格闘シーン
(3)殴ったり、取っ組み合って争うといった大人のような格闘シーン
(4)性描写、卑語を含むシーンや、徒党を組んだり、責任を擦り付けたり、功績を奪い合ったりなど政治的な行為を描いたシーンの4種類を挙げた。
■近年、アニメのシーンを真似する児童の事故が多発
5歳女児が傘を持って6階から飛び降り
2013年4月7日に広東省深センで5歳の女児がアニメ映画のあるシーンを模倣して、手に雨傘を持ったまま6階から飛び降り、重症を負った。
その後病院に運ばれ、何とか命は取り留めた。
4歳男児がウルトラマンを真似て8階から飛び降り
2010年2月26日付、武漢晩報によると、ウルトラマンが大好きな4歳男児が、ウルトラマンのように飛びたくて、マンション8階の自宅から飛び降りたという。
重傷は負ったが、幸い命に別状はなかったという。母親の王さんは「息子はいつもウルトラマンみたいに飛びたいから翼がほしいと言っていた」と語った。
(提供/人民網日本語版・翻訳/MZ・編集/内山)
※以上
かなり前だが充電ちゃんのバット男には本気でイラっと来たわ
これのやばい所は火遊びは絶対駄目って教育がなされてないのと
火をつけるものが簡単に持ち出せる場所においてある環境だな
確か中国国産だけど結構人気ある数少ないアニメのうちの一つだったような
童話とか禁止にしたほうがいいんじゃねーか?
焚書は得意分野だろ
てか中国は間違いなくこんな1つのアニメだけじゃない
漫画もそうだが子供が見そうなもの限定でも虐殺とか非常に多い作品が多い
その中にはやっぱり日本悪にしてるのが多いわけで
中国人がワガママ暴力的になる原因
8歳にもなって、最低限の分別も出来ない事が問題だろうに。
空も飛ぶからウルトラマンと同じく危険だな、中国的にはw
という不先制を徹底した描写には感心と戦慄を半々に感じる
日本でも月光仮面ごっこで怪我した子供がたくさん出て問題になったし
ドリフの真似してクビ吊って死んだ子供もいる
あと日本が誇る世界中で人気のポケモンアニメを真似して
高層階に住みながら窓から子供飛び出して大怪我して
ポケモンアニメが放送禁止になった国もなんと複数ある
高層マンションから転落死した子供いたな
限定効果論=情報を受け取った時の回りの環境こそが影響を及ぼす
漫画とアニメは影響を与えるんだよ。
特にアスペみたいな発達障害の子にはストレートに入ってしまう
ロリコンエロ同人誌だけ読んでてテレビも一切見ていないならそうだろうけどテレビも結構ロリコンじゃん
マスコミは自分達には甘く他人に厳しいからね、マスコミは全てが許される気にいらないものは全てを叩き潰す
そんなマスコミ言論だけ信じてるのも危険なんじゃ
本人は勿論、家族や友人、周囲の大人含めて受け手側の問題だろ。
何時まで経っても後進国だな。我が国にそういうアホはいないと信じるが。
子供の頃から
警察すら尊敬の対象ではなく恐れと憎しみの対象だ
そんな子供らに暴力映画を見せたらどうなるよ?
支那は、つい4、5年前まで「模倣犯が続発するからミステリー小説は発行禁止」という土地柄だったんだぜ
数年前まで支那人はアガサクリスティを読むことも出来なかったんだ
大人ですらエレベーターでウンコして放置する国なのに
政策もクソもねーわ
直接は関係無いんだが、主演声優の人がお悔みに行った事もあったらしい。
ライダーが流行った頃も、いろんな番組で「子供は真似スンナ」というメッセージが
出るようになってたわ。
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