子供だけでなく若手イケメン俳優の登竜門としてママたちも夢中の平成仮面ライダーシリーズ。
平成ライダーも節目を迎え、ライダーたちの“母”が勝負に出た。その胸中は…。
2000年からスタートした平成ライダーシリーズは最新作「仮面ライダー鎧武(ガイム)」で15代。
制作の東映は、14日公開の映画「仮面ライダー鎧武&仮面ライダーウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦」でブームのさらなる盛り上げを期待する。
だが、平成ライダーシリーズの大半でプロデューサーを務め、いわば平成ライダーの“母”、東映映像本部テレビ企画制作部の武部直美氏(46)は、「ここ数年、守りに入っていた平成仮面ライダーシリーズを、15代目の『鎧武』で壊したかった」と口にする。
視聴者側からすると、「仮面ライダー電王」(07年)で佐藤健(24)、「仮面ライダーフォーゼ」(11年)では福士蒼汰(20)と、イケメン俳優を相次ぎ送り出してきた、攻めの印象があるが…。
「仮面ライダーを取り巻く環境が11代目の『~W(ダブル)』以降、劇的に変化した。あまりに関係者も多いため、そこを考え出すと、何もできなくなってしまった」と言う。
玩具業界でのライダー関連グッズの売り上げは、業界の命運を左右するほど大きな存在。
11年度には、「W」「オーズ」でキャラクター商品売上高283億円を記録し、この年のライダー映画5本で累計興収58・5億円のヒットに。ライダーはエンタメ界のビッグコンテンツだ。
「放送が秋からになった『W』から変身ベルトが売れに売れて。例えば、『オーズ』では(ベルトにセットする)メダルが3枚1組で1000円もしたので、私の周辺では『3枚で1000円なんて売れないよ』なんて言っていたのが、ふたを開けてみれば爆発的なヒット。変身ベルトを筆頭に、ベルトに付くフォーゼのスイッチやウィザードの指輪など、おもちゃ周りが話題となり、逆にそれから次のライダーの方向性やフォーマットが決まってしまっていた。
でも、仮面ライダーにはもっと可能性があるはず」
母の危機感から登場した「鎧武」はフルーツがモチーフ。オレンジやイチゴ、バナナにブドウと、フルーツを模したライダーが多数登場する。
「ここまでの道のりは決して順調ではなかった」と武部プロデューサー。
「平成ライダーが始まったころは、どこの芸能事務所に声をかけても、『色がつく』とか『癖がつく』とか若手俳優の出演を断られ、『子供番組でしょ?』と色物で見られていた。
そのため、“超青田買い”をするしかなかった。『役者が下手』と、厳しいことを散々言われました」
だが、水嶋ヒロ(29)や佐藤、瀬戸康史(25)、福士といったイケメンがライダーを演じて大ブレーク。今はどの事務所も、ライダー役に秘蔵っ子を持ってくるようになった。これも母の功績だ。
子育て中の親に「思い出作りの手助けをしたい」と語る武部プロデューサー。
「もうどこかの部署では次のライダーの企画会議が始まっています」と言う。母は来年秋に、どんなライダーを送り出すのか。
http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20131211/enn1312111530013-n1.htm
シナリオライター信者御用達なだけ。
3話までしか見てないが
何かかわったのか
テレビシリーズでメインライターとして起用すべき
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